正解を探しすぎて、少し疲れていた
NISAを移管しようと思ったとき、
いちばん最初に感じたのは「情報が多すぎる」ということでした。
SNSでは
「オルカン一択」
「S&P500が最強」
「いや、結局は高配当」
そんな言葉が毎日のように流れてきます。
でも、いろいろ見れば見るほど、
**「結局、自分は何を選べばいいの?」**と分からなくなっていきました。
そんな中で気づいたのが、
「何を選んだか」よりも
**「なぜそれを選び、なぜ他を選ばなかったか」**の方が、
自分にとっては大事だということ。
今日は、
わたしがNISAで実際に選んだ投資信託と、
迷ったけれど選ばなかった理由を、正直に書いてみようと思います。
NISAで実際に選んだ投資信託
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
NISAでわたしが選んだのは、
**eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)**です。
理由はいくつかありますが、
いちばん大きかったのは、「考え続けなくていい」と感じたことでした。
世界中の株式に分散されていて、
どこか一国が不調でも、全体で支え合う設計。
短期的に見れば上下はありますが、
長期で、淡々と積み立てていく前提なら、
「これでいい」と思えました。
わたしは、投資に時間も気力もかけ続けたいタイプではありません。
日々の暮らし、家族のこと、体調のこと。
そちらを大切にしながら、
生活を圧迫しない形で続けられることを重視しました。
完璧な選択ではないかもしれない。
でも、続けられる選択だと感じています。
20代からの積立経験が、今につながっている
実は、NISAがはじまるより前、
20代の頃からセゾン投信で投資をはじめました。
最初は月1万円の積立からでした。
大きく増えた、という実感は正直ありません。
でもその代わり、
「投資は怖いものではない」
「コツコツ続けるものなんだ」
という感覚が、自然と身につきました。
この経験があったからこそ、
NISAでも「一発で当てる」より、
長く続けられる仕組みを選ぼうと思えたのだと思います。
迷ったけれど「選ばなかった」投資信託たち
ここからは、
よく名前を聞くけれど、今回は選ばなかったものについてです。
どれも「悪い商品」ではありません。
ただ、今のわたしには合わなかったというだけです。
米国株式(S&P500)
正直に言うと、かなり迷いました。
実績もあり、情報も多く、
「これを選んでおけば安心」という空気もあります。
それでも選ばなかった理由は、
米国一国に偏ることへの不安でした。
好調なときほど、
「この先もずっと続くのかな?」
「下がったら気になりすぎないかな?」
と考えてしまう自分が想像できたのです。
数字としては魅力的。
でも、気持ちが振り回されそうだと感じました。
高配当・インカム系ファンド
「配当がもらえる」という響きは、とても魅力的です。
ですが、NISAではまず
資産を育てる段階に集中したいと考えました。
分配金の仕組みも、
理解できないまま始めるのは不安でしたし、
シンプルにしておきたかった、というのもあります。
テーマ型・話題性のあるファンド
AI、半導体、成長テーマ系。
見ていると、つい惹かれてしまいます。
でも、
「いつ買って、いつやめるのか」
その判断を自分でできる気がしませんでした。
投資が
常に考え続けるものになってしまいそうで、
今回は見送りました。
「選ばなかった理由」は、人それぞれでいい
投資信託に、絶対の正解はありません。
SNSで人気だから。
多くの人が勧めているから。
それが、自分に合うとは限らない。
利回りよりも、
数字よりも、
自分の暮らしや性格との相性の方が大事だと思っています。
不安で眠れなくなる投資は、
たとえ理論上は正解でも、
長くは続きません。
今のわたしのNISAの考え方(まとめ)
- たくさん増やすより、やめないこと
- 完璧な選択より、納得できる選択
- 「これでいい」と思えることが、いちばんの正解
だから今のところ、
わたしはこの投資信託を選んでいます。
これから考えが変わることもあるかもしれません。
でもそのときも、
また「今の自分に合うかどうか」を基準に選び直せばいい。
NISAは、
人生を縛るものではなく、
暮らしを支えるための道具なのだと思っています。

コメント