お正月が終わったころ、
体が重い、胃がすっきりしない、なんとなく気力が出ない。
毎年のことなのに、つい
「早く通常運転に戻らなきゃ」と思ってしまう。
でも漢方の考え方では、
お正月明けの不調は無理もない状態とされています。
食べる量が増え、生活リズムが変わり、
人と会う機会も多かった数日間。
体も気持ちも、思っている以上に使っています。
だからこの時期は、
立て直すよりも休ませる養生が合っている。
お正月疲れは「胃腸」と「気」の消耗
漢方では、
食べる・消化する・エネルギーを作る働きを
「脾(ひ)」が担っていると考えます。
お正月は、
- 食べすぎ
- 甘いもの
- 夜遅くまでの食事
が続きやすく、
この「脾」がとても疲れやすい時期。
すると、
- 胃が重い
- 体がだるい
- やる気が出ない
といった、いわゆる「正月疲れ」が出てきます。
さらに、人付き合いや非日常の緊張で
気(エネルギー)も消耗しがち。
だからこの時期は、
気合を入れて動くより、
巡りを助けて、これ以上消耗させないことが大切です。
まず整えるのは、飲みもの
疲れているときほど、
食事を頑張ろうとしなくていい。
私が意識しているのは、
何を飲むかです。
梅醤番茶
温かく、巡りを助けてくれる定番。
胃が重いときや、体が冷えているときに。
👉 市販の梅醤番茶を使うと、
忙しい日でも続けやすい。
しょうが湯
冷えを感じる日や、
朝いちばんに体を起こしたいとき。
甘さ控えめのものを選ぶと、
疲れている胃にもやさしい。
プーアル茶・黒豆茶
食べすぎた翌日や、
なんとなく重だるい日に。
香りが強すぎないので、
休ませたいときにも向いています。
※「デトックス」よりも
これ以上負担をかけないことを意識。
冬は、しっかり温めて休む
漢方では、冬は体の土台を支える季節。
疲れが抜けにくいのも、自然なことです。
私はこの時期、
- お腹
- 腰
- 目元
を冷やさないようにしています。
特に気に入っているのが、
あずきのチカラ。
電子レンジで温めて、
目元やお腹にのせるだけ。
じんわりした温かさが続いて、
「今日はここまででいい」と
体が教えてくれる感じがします。
夜はスマホを早めに置いて、
早く布団に入る。
それだけで、
翌日の疲れ方が違います。
無理に通常運転に戻さない
漢方では、
回復には時間差があると考えます。
だから私は、
お正月明けの数日は「調整期間」。
- 食事は腹八分
- 消化のいいもの中心
- 家事も仕事も7割くらい
「ちゃんと戻そう」としない。
すると、
数日かけて自然に戻っていく。
疲れたら、休ませる。それも養生
お正月明けの疲れは、
怠けているサインではありません。
ちゃんと食べて、
ちゃんと人と関わって、
ちゃんと一年を始めた証拠。
漢方の養生は、
特別なことを足すより、
使いすぎたところを休ませること。
温かい飲みものと、
少しの余白。
それだけで、
体はちゃんと立て直してくれます。
まとめ|お正月明けは、静かに整える
無理に頑張らない。
急いで戻らない。
お正月明けは、
静かに整える時間。
今年も、
体の声を聞きながら、
ゆっくり動き出そうと思います。
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