「雇用保険」と聞くと、
失業したときにもらうお金、というイメージが強いかもしれません。
でも実は、雇用保険は
働けなくなったとき・働き方が変わるときの家計を支える制度です。
投資や資産形成を考える前に、
まず知っておきたい“土台の制度”として、
雇用保険の役割を整理してみます。
雇用保険ってどんな制度?
雇用保険は、会社で働く人が加入する公的保険で、
主に次のような場面で支えになります。
- 失業したときの 基本手当(いわゆる失業保険)
- 育児休業中の 育児休業給付金
- 介護のために休業したときの 介護休業給付金
- 再就職やスキルアップのための 教育訓練給付
「仕事を辞めた人のため」だけでなく、
働き続けるための制度でもあるのが特徴です。
【比較図】雇用保険・健康保険・年金の役割
ここで、これまでの記事とあわせて
公的制度を整理してみます。
【働く人を支える公的制度の役割】
| 制度名 | 主な役割 |
|---|---|
| 雇用保険 | 仕事・収入の空白を支える |
| 健康保険 | 病気・ケガ時の生活費 |
| 年金 | 老後・障害・遺族の補償 |
- 雇用保険:働けない・働き方が変わるとき
- 健康保険:体調を崩したとき
- 年金:長期的な人生のリスク
それぞれが役割分担して、
家計の「もしも」を支えています。
雇用保険=「もらう制度」ではない
雇用保険は、
「いくらもらえるか」に注目されがちですが、
本当の価値はそこだけではありません。
- 収入がゼロになる不安を和らげる
- 次の仕事を焦らず探せる
- 働き方の変化を受け入れやすくなる
つまり、
選択肢を狭めないための制度とも言えます。
私自身、これまでに転職を3回しています。
ただ、いずれもブランクが長くなかったため、
雇用保険をしっかり受け取った経験は、正直ほとんどありません。
それでも、
雇用保険を「自分には関係ない制度」だと思ったことはありませんでした。
次の仕事がすぐ決まったのは、
たまたまタイミングや環境に恵まれていただけかもしれない。
そう考えると、
使わずに済んだ制度があること自体が、
ひとつの安心材料だった
と感じています。
雇用保険があると、家計はどう変わる?
雇用保険の存在を前提に考えると、
- 生活防衛費を「必要以上」に積みすぎなくていい
- すべてを民間保険で補わなくていい
- 家計の固定費を抑えやすくなる
というメリットがあります。
これは、
家計管理や保険選びにも大きく影響します。
投資の前に、雇用保険を知っておきたい理由
投資は、
「余裕のあるお金」で続けることが大切です。
もし、
- 収入が止まったらどうしよう
- 働けなくなったら全部崩すしかない
という不安が強い状態だと、
相場の上下に気持ちが振り回されてしまいます。
雇用保険を含む公的制度を知っていると、
- 最悪の事態でも“完全なゼロ”にはならない
- 投資は一時的に止めればいい
そう考えられるようになります。
まとめ|雇用保険は「使わないことも価値」
雇用保険は、
たくさんもらった人だけの制度ではありません。
- いつでも使える状態にあること
- 知っていることで、不安を小さくできること
それ自体が、大きな意味を持っています。
年金・健康保険・雇用保険。
これらの制度を理解したうえで、
はじめて「投資」という選択肢が、
無理のない形で見えてくるのだと思います。
制度を知ったら、次は「保険料」を見直す
年金や健康保険などの公的制度を知ると、
「思っていたより守られているかも」と感じる人も多いはず。
だからこそ次は、
毎月の固定費(保険料)をムリなく軽くするステップへ。
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