はじめに|教育費を前にすると、投資は不安になる
「教育費のために投資をしても大丈夫なの?」
子どもの将来を思うほど、お金の使い方には慎重になります。老後資金と違って、教育費には**はっきりとした“使う時期”**があるからです。
減ってしまったら困るお金を、価格が動く投資に回していいのか──。
わたし自身、この点でずいぶん悩みました。
この記事では、次のことを整理します。
- 教育費として「貯めるお金」と「増やすお金」をどう分けて考えているか
- NISAを教育費に使うときの、わが家なりの判断基準
正解を押しつけるのではなく、**「こういう考え方もある」**という一例として読んでもらえたらうれしいです。
特に、**「いつ使うお金か」「どこまでを投資に回すか」**という視点でお話しします。
結論|教育費=全額投資ではない
まず結論から。
わが家では、教育費をすべてNISAでまかなう、という考え方はしていません。
- 近いうちに使うお金 → 現金
- まだ先の教育費 → 投資も選択肢
この線引きを大切にしています。
この記事では、なぜこの考え方にたどり着いたのか、そして具体的にどう使い分けているのかを、経験ベースで掘り下げていきます。
※ 教育費を考えるときに、よく一緒に悩むのが「老後資金」と「NISAの位置づけ」。
先に全体像をつかみたい方は、
も、軽く目を通してもらえると、この先の話がより整理しやすくなります。
NISAで教育費を考えるようになった背景
わたしは20代の頃から、セゾン投信で月1万円の積立をしていました。
そのころは「教育費」という言葉は頭になく、
- ちいさく始める
- 長く続ける
それだけを意識していたと思います。
子どもが生まれ、小学生になり、教育費が現実的な数字として見えてきたときに、
「この積立、どう位置づければいいんだろう?」
と、あらためて考えるようになりました。
わが家の教育費の備え方|3つの役割分担
学資保険=土台として確保するお金
NISA=将来に向けて増えるかもしれないお金
保険=万一に備えるお金
わが家では、教育費をひとつの方法に頼らず、いくつかを組み合わせて考えています。
- 学資保険:強制的に貯める土台
- NISA:大学資金の補完
- 保険:もしものときの備え
完璧な設計ではありませんが、その時々で納得できる形を選んできました。
学資保険をはじめてよかった理由
妊娠中、夫の付き合いをきっかけに学資保険に加入しました。
最初はそこまで前向きではありませんでしたが、
- 夫は貯金が少し苦手
- 毎月自動で引き落とされる
この強制力が、結果的にとても助けになっています。
金額的には大学資金として十分とは言えませんが、
教育費の土台としては入っていてよかったと感じています。
教育費にNISAを使うときの考え方(わが家の場合)
① 使う時期が10年以上先かどうか
教育費といっても、必要になるタイミングはさまざまです。
- 小学生〜中学生:日々の生活費の延長
- 高校・大学:まとまったお金が必要
わが家では、**10年以上先の教育費だけを「投資でもいいかもしれないゾーン」**と考えています。
それより近いお金は、無理に増やそうとせず、現金で確保しています。
②「増やす」より「備える」感覚
NISAというと、
- いくら増えるか
- 利回りは何%か
に目がいきがちですが、教育費については逆。
大きく増えなくていい。
目減りしにくく、続けられることの方が大事だと思っています。
そのため、商品も
- 全世界株式インデックス
- できるだけシンプル
という無難な選択をしています。
③ 教育費専用に「分けすぎない」
子育て給付金についても、考え方が変わったもののひとつです。
最初は「学費に充てるつもり」で終身保険に加入しましたが、今は
- もしものときの死亡保障として残す
- 本当に必要になったら解約する
という位置づけにしています。
教育費のために用意したお金でも、
- 暮らしが変わる
- 考え方が変わる
ことで、役割が変わってもいいと思うようになりました。
いまは、
NISAの中に「教育費にも使えるかもしれないお金」がある
くらいの、ゆるい位置づけにしています。
NISAを教育費に使うときの注意点
元本割れの可能性はゼロではない
投資である以上、価格は動きます。
「この年に必ず必要」というお金を、
全額NISAに頼るのはリスクが高いと感じています。
不安になるなら、やらなくていい
いちばん大切なのは、
眠れなくならないこと。
教育費は、安心して準備できる方法が正解です。
- 現金が合う人
- 学資保険が合う人
- 投資が合う人
人それぞれでいいと思います。
それでもNISAを続けている理由
それでもわたしがNISAを続けているのは、
- 少額から
- 非課税で
- 自分のペースで
続けられるから。
「教育費のために増やす」というより、
選択肢をひとつ増やしておく
そんな感覚です。
まとめ|教育費×NISAは「考え方」で決める
- 教育費をすべて投資でまかなう必要はない
- 使う時期が先なら、NISAも選択肢
- 不安なら、無理にやらなくていい
教育費は、正解がひとつではありません。
ちいさく始めて、暮らしに合わせて調整していく。
それが、わたしなりのNISAとの付き合い方です。
「うちはどうしよう」と迷っているなら、まずは“減っても困らない金額”から考えてみてください。
現金・保険・投資をきれいに分けなくても、あとから整えていくことはできます
子育て中の方の参考になればうれしいです。
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