年金は老後だけじゃない。払っておいたほうがいい理由― 民間の死亡保険に入る前に知ってほしい「遺族年金」の話 ―

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年金って、正直「老後の話」だと思っていた

年金と聞くと、
「老後にもらうお金」
「まだ先の話」
そんなイメージを持っていました。

毎月の生活でいっぱいいっぱいの時期は、
正直、
今じゃなくてもいいんじゃない?
払わなくてもなんとかなるんじゃない?
と思ったこともあります。

でも調べていくうちに気づいたのは、
年金は老後のためだけの制度じゃないということでした。


年金は「もしも」のときに家族を支える制度でもある

年金には、
老後にもらう「老齢年金」以外にも、
もしものときのための年金があります。

そのひとつが 遺族年金 です。

遺族年金とは?

国民年金や厚生年金に加入している人が亡くなったとき、
残された家族に支給される年金です。

つまり、
👉 すでに保険料として払っている“公的な死亡保障”
とも言えます。


遺族年金は2種類ある

① 遺族基礎年金(国民年金)

  • 子どもがいる配偶者、または子どもが対象
  • 金額は 定額+子どもの人数による加算
  • 収入や保険料の多さは関係なし

👉 最低限の生活を支えるための年金


② 遺族厚生年金(厚生年金)

  • 会社員・公務員だった人の遺族が対象
  • 亡くなった人の収入・加入期間に応じて金額が決まる
  • 目安は 老後にもらう予定だった厚生年金の約75%

👉 収入に応じた上乗せの年金


遺族年金って、どれくらいもらえるの?

正確な金額は人それぞれですが、
考え方としてはこんなイメージです。

  • 遺族基礎年金
    → 年80万円前後 + 子どもの加算
  • 遺族厚生年金
    → 会社員時代の収入に応じてプラス

つまり、
「何も支えがなくなる」わけではない
ということ。

この土台があるかどうかで、
保険の考え方は大きく変わります。


【比較図】遺族年金と民間の死亡保険の違い

ここで、遺族年金と民間の死亡保険を
シンプルに比べてみます。

遺族年金民間の死亡保険
国の制度(公的)民間の保険会社
保険料は年金として支払う任意で加入・保険料別
毎年・毎月の年金一時金 or 期間限定
一生(条件を満たす間)受取は契約内容次第
生活費の土台になる足りない分を補う

「生活費」を支えるのは、実は遺族年金

民間の死亡保険はとても大切ですが、
役割は少し違います。

  • 遺族年金
    毎月の生活費を支えるもの
  • 民間の死亡保険
    → 教育費・住宅ローン・当面の出費を補うもの

だからこそ、

遺族年金を知らずに
「とにかく保険に入らなきゃ」と考えると、
必要以上に保険料を払ってしまうこともある

と感じました。


年金を「払っておいたほうがいい」理由

年金は、
増えるかどうかを競う投資とは違って、
働けなくなったとき・亡くなったときに守ってくれる制度です。

  • 自分の老後のため
  • 家族を残す可能性があるから
  • すでに用意されている“土台”だから

投資をがんばる前に、
まずはこの土台を知っておくことが大切だと思っています。


それでもきついときは「未納」にしないで

もし今、
どうしても支払いがきついなら、
免除や猶予という制度もあります。

大事なのは、
「未納のまま放置しないこと」

免除や猶予でも、
将来の遺族年金や障害年金の対象になるケースがあります。


まとめ:年金は「今の不安」を減らす制度

年金は、
老後だけの話ではありません。

  • 今の自分
  • もしものときの家族
  • 生活を守る最低ライン

そのために、
すでに用意されている制度です。

民間の死亡保険を考える前に、
まずは遺族年金を知ること。
それだけで、お金の不安は少し軽くなる気がしています。

制度を知ったら、次は「保険料」を見直す

年金や健康保険などの公的制度を知ると、
「思っていたより守られているかも」と感じる人も多いはず。

だからこそ次は、
毎月の固定費(保険料)をムリなく軽くするステップへ。

わが家が最初にやった固定費の見直しはこちら


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この記事を書いた人

20代のころ、将来のお金に不安を感じたことをきっかけに、資産形成をスタートしました。
最初は株主優待が楽しくて個別株を保有していましたが、分散投資の大切さを知り、少額1万円からセゾン投信での積立投資を始めました。
NISAが始まってからも、そのまま投資スタイルを変えず、金額を調整しながらコツコツと継続しています。

結婚・出産を経て、家計やお金との向き合い方も大きく変わりました。
保険は医療保険を手放し、必要な保障だけにシンプル化。
車の買い替えなどで、投資を取り崩す経験もありましたが、「完璧を目指さず、無理なく続けること」を大切にしてきました。

現在は、戸建ての賃貸住宅で家族と暮らしています。
夫は自営業。収入に波があるからこそ、固定費を抑え、生活防衛資金を整えながら、背伸びをしない資産形成を意識してきました。

アラフォーになり、少しずつ暮らしの土台が整ってきた今は、資産形成をより本格的に学びながら、
家族との暮らしを豊かにするお金の使い方・貯め方を、このブログで発信しています。

ちいさく始める資産形成と、やさしい暮らしのヒントをお届けできたらうれしいです。

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