健康保険は病院代だけじゃない― 医療保険に入る前に知ってほしい、本当の役割 ―

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健康保険って、正直あまり意識していなかった

毎月、給料から当たり前のように引かれている健康保険料。
「病院に行ったときに3割負担になるもの」
それくらいの認識しかありませんでした。

むしろ、
けっこう引かれてるな…
これって元取れてるのかな?
なんて思ったこともあります。

でも調べてみて気づいたのは、
健康保険は“病院代を安くするだけの制度”じゃない
ということでした。


健康保険は「病気やケガで生活が止まる」のを防ぐ制度

健康保険の本当の役割は、
医療費だけでなく
生活そのものを守ること

代表的な制度を3つ紹介します。


① 高額療養費制度

医療費が高額になったとき、
自己負担に上限が設けられる制度です。

  • 入院・手術・長期治療でも
  • 収入に応じた上限額以上は払わなくていい

👉 「医療費で家計が破綻する」のを防ぐ仕組み。


② 傷病手当金

病気やケガで働けなくなったとき、
給料の代わりに支給されるお金です。

  • 会社員・公務員が対象
  • 給料の約2/3
  • 最長1年6か月

👉 これ、知らない人が本当に多い。

「入院=医療費」だけじゃなく、
収入が止まるリスクを支えてくれます。

※傷病手当金は、会社員や公務員など、
主に健康保険(協会けんぽ・組合健保)に加入している人が対象です。
国民健康保険には原則としてこの制度はありません。

国民健康保険の人にとっては、
「収入が止まったときの支え」は弱く感じるかもしれません。
だからこそ、
・生活費としての貯蓄
・働けなくなった期間をどう乗り切るか
を意識しておくことが大切になります。


③ 出産育児一時金

出産時に、
まとまったお金が支給される制度。

  • 原則として定額支給
  • 実質的な自己負担が少なくなるケースも多い

👉 出産も「医療+生活イベント」として支える制度。


健康保険と民間医療保険の違い【比較図】

ここで、
健康保険と民間の医療保険を
わかりやすく比べてみます。

健康保険民間の医療保険
国の制度(強制加入)任意加入
保険料は給与から天引き保険料は自己負担
医療費の自己負担に上限入院日額・給付金など
働けない間の収入も支援収入補償は限定的
生活を守る土台不安を補う上乗せ

※健康保険の内容は、
会社員向け(協会けんぽ・組合健保)と
国民健康保険で一部異なります。


「生活」を守るのは、実は健康保険

民間の医療保険というと、

  • 入院〇日で〇円
  • 手術で〇十万円

といった給付が思い浮かびます。

でも実際に不安なのは、

  • 医療費がどこまでかかるかわからない
  • 仕事を休んだら生活費はどうなる?

という部分。

ここを支えてくれるのが、
健康保険の制度です。


医療保険に入る前に考えたいこと

だから私は、
「医療保険=必須」とは思わなくなりました。

  • 健康保険でどこまでカバーされるか
  • 家計にどれくらい余裕があるか
  • 貯蓄で対応できる部分はどこか

これを整理したうえで、
足りない不安だけを保険で補う
という考え方がしっくりきています。


家計の視点で見る健康保険の安心感

健康保険の制度を知ると、

  • 「もし入院したらどうしよう」
  • 「働けなくなったら終わりかも」

という漠然とした不安が、
具体的な数字と制度に変わります。

これは家計管理でも大きくて、
必要以上に保険料をかけなくて済むようになります。


年金と健康保険はセットで考えたい

年金と健康保険、
どちらも「国が用意している守りの制度」。

  • 年金 → 老後・もしものとき
  • 健康保険 → 病気・ケガ・休職中

投資や貯蓄をがんばる前に、
すでにある制度を知っておくことが、
お金の不安を減らす近道だと感じています。

健康保険について調べていくうちに、
年金と同じように
「払っているけど、価値を知られていない制度」だと感じました。

年金も、老後のためだけでなく、
もしものときに家族を支える役割があります。

▶︎【年金は老後だけじゃない。払っておいたほうがいい理由】


まとめ:健康保険は「今の生活」を守る制度

私自身、立場によって受けられる制度が違うことを知って、
「自分はどこまで公的制度で守られているのか」を
一度整理してみようと思いました。

健康保険は、
病院代を安くするだけの制度ではありません。

  • 医療費の上限を決めてくれる
  • 働けない間の収入を支えてくれる
  • 生活が止まらないようにする仕組み

医療保険に入る前に、
まずはこの土台を知ってほしい。

そう思って、この記事を書きました。
参考になれば幸いです。

制度を知ったら、次は「保険料」を見直す

年金や健康保険などの公的制度を知ると、
「思っていたより守られているかも」と感じる人も多いはず。

だからこそ次は、
毎月の固定費(保険料)をムリなく軽くするステップへ。

わが家が最初にやった固定費の見直しはこちら


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この記事を書いた人

20代のころ、将来のお金に不安を感じたことをきっかけに、資産形成をスタートしました。
最初は株主優待が楽しくて個別株を保有していましたが、分散投資の大切さを知り、少額1万円からセゾン投信での積立投資を始めました。
NISAが始まってからも、そのまま投資スタイルを変えず、金額を調整しながらコツコツと継続しています。

結婚・出産を経て、家計やお金との向き合い方も大きく変わりました。
保険は医療保険を手放し、必要な保障だけにシンプル化。
車の買い替えなどで、投資を取り崩す経験もありましたが、「完璧を目指さず、無理なく続けること」を大切にしてきました。

現在は、戸建ての賃貸住宅で家族と暮らしています。
夫は自営業。収入に波があるからこそ、固定費を抑え、生活防衛資金を整えながら、背伸びをしない資産形成を意識してきました。

アラフォーになり、少しずつ暮らしの土台が整ってきた今は、資産形成をより本格的に学びながら、
家族との暮らしを豊かにするお金の使い方・貯め方を、このブログで発信しています。

ちいさく始める資産形成と、やさしい暮らしのヒントをお届けできたらうれしいです。

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