ずっと欲しかったものを買ったときって、うれしいですよね。
「やっと買えた!」
「これから使うのが楽しみ!」
そんなふうにワクワクするものです。
でも、しばらく使っているうちに、いつの間にか当たり前になっていませんか?
一方で、旅行に行ったり、家族でお出かけしたりした思い出は、何年経っても覚えていることがあります。
同じお金を使うなら、できるだけ満足できる使い方をしたいもの。
今回は、モノを買うことと経験にお金を使うことの違いから、暮らしを豊かにするお金の使い方について考えてみます。
1. 高いものを買っても、うれしいのは最初だけ?
欲しかったバッグや洋服、ちょっと奮発して買った家電。
買ったばかりのころは、使うたびにうれしくなることもありますよね。
ところが、毎日使っているうちに、だんだん特別感がなくなってしまうことも。
最初はあんなにうれしかったのに、いつの間にか当たり前になっている。
こんな経験、ありませんか?
心理学には「快楽順応」という言葉があります。
うれしいことがあっても、時間が経つにつれて、その状態に慣れてしまうことです。
新しいものを買ったときの喜びも、ずっと同じようには続かないんですね。
だからといって、高いものを買うのがいけないわけではありません。
お気に入りのものを長く使ったり、家事を楽にしてくれる家電を取り入れたりすることも、暮らしを豊かにしてくれます。
ただ、買った瞬間のうれしさだけで選んでしまうと、あとから「本当に必要だったかな?」と思うことも。
買う前に、長く使いたいものなのか、今だけ欲しいと思っているものなのか、少し考えてみるのもよさそうです。
2. 旅行やお出かけは、あとからも楽しめる
一方で、旅行やお出かけなどの経験はどうでしょうか。
旅行は、出かける前から楽しみがあります。
どこに行こうか考えたり、行きたい場所を調べたり。
当日を楽しみに待つ時間も、うれしいものです。
そして、実際に出かけたときの景色や食事、家族との会話。
帰ってきてから写真を見返して、「ここ、楽しかったね」と振り返ることもできます。
経験には、その場で楽しむだけでなく、あとから思い出して楽しめるというよさがあります。
実際に、モノを買うことよりも、旅行やレジャーなどの経験にお金を使うほうが、幸福感につながりやすいという研究もあります。
もちろん、経験なら何でも満足できるわけではありません。
無理をして高い旅行に行く必要もないし、遠くまで出かけなくても大丈夫。
家族で公園に行ったり、気になっていたお店でお茶をしたり。
そんな小さな楽しみも、思い出のひとつになります。
わが家のお出かけについても、以前記事にしました。
▶ 子どもが小さいうちは外出費をかけすぎなくていいと思った理由
お金をたくさん使わなくても、楽しめることは意外とあるものです。
大切なのは、いくら使ったかではなく、自分や家族が楽しめる時間をつくることなのかもしれません。
3. モノと経験、どちらにお金を使う?
ここまで読むと、モノを買うより経験にお金を使ったほうがいいのかな、と思うかもしれません。
でも、私はどちらか一方に決める必要はないと思います。
例えば、毎日使うお気に入りのマグカップ。
それだけで、家でお茶を飲む時間がちょっと楽しみになるかもしれません。
家事を楽にしてくれる家電なら、自分の時間を増やすことにもつながります。
一方で、旅行やお出かけには、普段とは違う楽しみがあります。
どちらも、自分の暮らしを心地よくしてくれるものです。
大切なのは、値段の高さや周りの人が持っているかどうかではなく、自分にとって価値があるかどうか。
何となく欲しくなったものを買う前に、
「これを買ったら、暮らしはどう変わるかな?」
「それとも、家族とのお出かけに使ったほうがうれしいかな?」
そんなふうに考えてみると、お金の使い方も少し変わってくるかもしれません。
4. お金は貯めるだけでなく、使うことも大切
節約をしたり、投資をしたり。
将来のためにお金を貯めることは大切です。
私自身も、これからの暮らしに備えて、少しずつ資産形成を続けています。
でも、お金を貯めることばかり考えていると、今の楽しみを後回しにしてしまうこともあります。
もちろん、将来必要なお金まで使ってしまう必要はありません。
生活費や教育費、将来のための貯蓄を考えたうえで、今の暮らしを楽しむためのお金も大切にしたいと思っています。
そのためにも、日々の家計を把握しておくことが大切です。
家計管理を無理なく続けるために、私が考えたことはこちらの記事にまとめています。
また、旅行やイベントなど、楽しみのためのお金をあらかじめ準備しておくのもひとつの方法です。
わが家で実践している特別費の管理方法はこちら。
▶ 特別費の作り方|年間の支出を先取りして家計をラクにする3ステップ
あらかじめ予算を決めておけば、必要以上に家計を心配することなく、楽しみのためのお金も使いやすくなります。
高いものを買うことが幸せなときもあれば、家族と出かけた思い出が宝物になることもある。
人によって、うれしいと感じることは違います。
だからこそ、周りの価値観に合わせるのではなく、自分にとって心地よいお金の使い方を見つけていきたいですね。
まとめ|お金を貯めることも、使うことも大切に
お金を貯めて、将来の安心をつくること。
そして、今の暮らしも楽しむこと。
どちらも大切にしたいものです。
高いものを買ったときの喜びも、旅行で得られる思い出も、お金を使うことで得られる価値のひとつ。
大切なのは、価格や周りの価値観に流されず、自分にとって必要なものや、心から楽しめる経験を選ぶことです。
節約するときは無理なく、使うときは納得して。
これからも、将来のためにお金を準備しながら、今の暮らしを豊かにするお金の使い方も考えていきたいと思います。
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