もしものとき、子どもと家族はいくらもらえる?遺族年金の目安

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▶ 結論を一文で言うと:不安の正体は金額そのものではなく、「最低ライン」を知らないことでした。


目次

はじめに|「もしものとき」のお金、考えたことありますか?

子どもがいると、ふと頭をよぎる不安があります。

「もし自分や夫に何かあったら、この家計はどうなるんだろう?」

生命保険を勧められたり、ネットで見かけたりするけれど、
正直よくわからないまま不安だけが先に大きくなる──。

そんなとき、**まず知っておいてほしいのが「遺族年金」**です。

これは、保険に入る・入らないを決める前に、
国の制度で“最低限どこまで守られるのか”を知るための土台になります。

この記事では、正確な金額計算ではなく、
▶ **「目安感」と「考えるきっかけ」**を大切に、遺族年金を整理します。


結論|遺族年金は「これだけで安心」ではない。でも「ゼロ」でもない

改めて、結論です。

遺族年金は、

  • 生活を十分に支えてくれる魔法のお金ではありません
  • でも、家族が完全に無収入になるわけでもありません

つまり、
「最低ライン」を知るための制度です。

この前提を知っているだけで、
その後の家計の考え方や、保険との向き合い方が大きく変わります。


遺族年金って何?|ざっくり全体像

遺族年金は、亡くなった人が加入していた年金制度に応じて、
残された家族が受け取れる年金です。

ポイントはこの2つ。

  • 遺族基礎年金(国民年金)
  • 遺族厚生年金(厚生年金)

簡単な図で見ると、こんな感じ

【亡くなった人】
      │
      ├─ 国民年金に加入 → 遺族基礎年金
      │
      └─ 厚生年金に加入 → 遺族基礎年金 + 遺族厚生年金

つまり、

  • 会社員・公務員 → 2階建て
  • 自営業・フリーランス → 1階部分のみ

この違いが、受け取れる金額の差につながります。


家族の立場でどう違う?|ここがいちばん大事

① 会社員(厚生年金)の家庭

① 加入している年金
国民年金+厚生年金(2階建て)

② もらえる遺族年金

  • 遺族基礎年金
  • 遺族厚生年金

特に、18歳までの子どもがいる家庭では、
遺族基礎年金が支給されるため、
「思っていたより、意外ともらえるかも」と感じる人もいます。

③ 注意点

  • 住宅ローン・教育費・生活水準まで含めると十分とは言えないケースが多い
  • あくまで「生活の土台」と考えるのが現実的

② 専業主婦(主夫)がいる家庭

※ 亡くなったのが会社員の場合を想定します

① 加入している年金
世帯としては国民年金+厚生年金

② もらえる遺族年金

  • 遺族基礎年金(子どもがいる場合)
  • 遺族厚生年金(配偶者)

③ 注意点

  • 子どもの有無・年齢で金額が大きく変わる
  • 子どもがいない/成長している場合は「思ったより少ない」と感じやすい

③ 自営業・フリーランスの家庭

① 加入している年金
国民年金のみ(1階建て)

② もらえる遺族年金

  • 遺族基礎年金(※ 子どもがいる場合のみ)

③ 注意点

  • 子どもがいない/18歳を超えている場合は支給なしの可能性あり
  • 会社員家庭との差が大きく出やすい

ここは「え、そうなの?」と驚かれることが多いポイント。
だからこそ、早めに知っておく意味があります。


「いくらもらえる?」の目安感|数字より考え方

この記事では、
あえて細かい金額計算はしません。

理由は、

  • 家族構成
  • 年収
  • 加入年数

で大きく変わるから。

ただ、目安として言えるのは──

  • 生活費の全部はまかなえない
  • 家賃+食費+教育費は足りない可能性が高い
  • でも、ゼロではない

この「ゼロじゃないけど、十分でもない」
中途半端さを知ることが、とても大切です。


だからこそ考えたい|保険の前に整理したいこと

遺族年金は、
家計を支える土台です。

そして、遺族年金だけでは足りない部分を、どう補うかを考えるところから、次の選択が始まります。

その上に、

  • 貯金
  • 働き方
  • 必要に応じて生命保険

をどう重ねるかを考える。

順番を間違えると、

  • 不安だからとりあえず保険
  • 何のためかわからない保障

になりがちです。

▼子育て世代に必要な保険の考え方についてこちらの記事でまとめています。


もう少し具体的に知りたいとき|遺族年金の調べ方

「目安はわかったけど、もう少し具体的に知りたい」
そう感じたら、次の方法があります。

方法① ねんきん定期便を見る(会社員家庭ならまずここ)

ここでも大事なのは「正確な計算」ではありません。
ざっくりした目安感がつかめればOKです。

毎年届く**「ねんきん定期便」**には、

  • これまでの加入実績
  • おおよその報酬額

が書いてあります。

遺族厚生年金は、
老齢厚生年金の報酬比例部分をもとに計算されるため、
この数字がベースになります。

※ 正確な金額を自分で計算するのは難しいですが、
「厚生年金に長く入っているほど増える」
という理解で十分です。


方法② 日本年金機構に相談する(いちばん確実)

「本気で知りたい」「家計や保険を具体的に考えたい」
そんな場合は、日本年金機構に相談するのが確実です。

  • 年金事務所
  • ねんきんダイヤル
  • ねんきんネット(条件次第)

相談時に聞かれることは主に、

  • 家族構成
  • 働き方(会社員・自営業など)
  • 加入している年金の種類

「もしもの想定」での相談もOK
(実際、生命保険を検討する前の人も多いそうです)


それでも知っておいてほしいこと(超重要)

遺族年金の金額は、

  • 年収
  • 加入年数
  • 家族構成
  • 子どもの年齢

によって、大きく変わります。

だからこそ、

❌ ネットの「〇万円もらえる」をそのまま当てはめる
自分の条件で“最低ライン”を知る

この姿勢がとても大切です。

この記事であえて
**「正確な金額」ではなく「目安感」**を大事にしているのも、
そのためです。

知る目的は、不安をあおることではなく、
考える材料を増やすこと


おわりに|知っているだけで、選び方が変わる

遺族年金を知ることは、
不安を消すためではありません。

不安と付き合うための材料を増やすこと

知らないままだと、
不安はどんどん大きくなります。

でも、
「最低ライン」を知っていれば、

  • 何が足りないのか
  • 何を備えればいいのか

を、落ち着いて考えられるようになります。

貯金や家計、不安との向き合い方についても、
別の記事で詳しく書いています。

まずは一歩、
“知るところ”からで大丈夫です。

「もしものとき、すぐに困らないかな…」
そう感じたなら、年金や保険の前に、
現金で備えておく部分を知っておくと安心です。

わが家が考えた生活防衛費については、こちらにまとめています。

👉 生活防衛費はいくら必要?投資の前に知っておきたい現金の役割

他の公的制度について知りたい方はこちら。

👉投資の前に知っておきたい制度【まとめ】

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この記事を書いた人

20代のころ、将来のお金に不安を感じたことをきっかけに、資産形成をスタートしました。
最初は株主優待が楽しくて個別株を保有していましたが、分散投資の大切さを知り、少額1万円からセゾン投信での積立投資を始めました。
NISAが始まってからも、そのまま投資スタイルを変えず、金額を調整しながらコツコツと継続しています。

結婚・出産を経て、家計やお金との向き合い方も大きく変わりました。
保険は医療保険を手放し、必要な保障だけにシンプル化。
車の買い替えなどで、投資を取り崩す経験もありましたが、「完璧を目指さず、無理なく続けること」を大切にしてきました。

現在は、戸建ての賃貸住宅で家族と暮らしています。
夫は自営業。収入に波があるからこそ、固定費を抑え、生活防衛資金を整えながら、背伸びをしない資産形成を意識してきました。

アラフォーになり、少しずつ暮らしの土台が整ってきた今は、資産形成をより本格的に学びながら、
家族との暮らしを豊かにするお金の使い方・貯め方を、このブログで発信しています。

ちいさく始める資産形成と、やさしい暮らしのヒントをお届けできたらうれしいです。

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